第１２号メルマガ「リハナースほくと」

第１２号メルマガ「リハナースほくと」令和６年３月６日発刊

【保護者の皆様へ】

　令和５年度にコロナ感染症が５類に移行しましたが、卒業式前の１ヶ月あたりではインフルエンザＡとＢや新型コロナウイルス感染症が入り混ざった感染の様相を呈していました。卒業式は予定通り３月２日に催行され、３学科６３名の卒業生の門出をお祝いすることができました。
　第１２号の発刊が３月上旬に遅れてしまいましたが、卒業式、令和６年度の年間予定、保護者アンケートのまとめ、各種の課外活動や地域貢献などを主なトピックとして掲載させて頂きました。

　資料はＰＤＦデータとなっております。開けない方はAdobe Acrobat Readerをダウンロードしてください。

【卒業式】

　今年度の卒業式は、卒業生、保護者、教職員のみの出席となりましたが、６３名一人一人に校長から卒業証書が授与され、引き続いて理事長から各賞受賞者に表彰状と記念品の授与がなされました。
　校長式辞、在校生代表からの送辞、卒業生の答辞がなされた厳かな卒業式となりました。卒業式直後に各学科では、卒業生と教員一同あるいは一部在校生も加わる最後のホームルーム（送別会）が開催され、楽しいひと時を過ごすことができました。
　学生ホールでは、卒業生、保護者、友人、教員が混ざって、楽しい思い出となる写真撮影がなされ、互いの旅立ちを祝福したり、健闘を誓うひと時となりました。※写真はクリックで拡大します。

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【卒業生へのお祝いメッセージ】

　卒業生の皆さんはコロナ禍の中で本校に入学され、３年あるいは４年間があっという間に経過いたしたことでしょう。学生ホールでは、学生生活の様々な瞬間を切り取った写真が壁一面を覆い尽くすように貼られ、学生生活のいろいろな場面が思い出されてきます。

　４月からは、卒業生は新たな進路に向かって歩んでいかれることをお祝いして、在校生や教員からのメッセージが添えられています。学生さんだけでなく、私たち教職員も皆さんの前途を祝福してメッセージを認めております。是非、それら応援メッセージを心の刻み、あらたな道に船出していただきたいと願っております。卒業生の皆さんには、前途洋々とした人生を歩まれることを心から願っております。※写真はクリックで拡大します。

【イグルーヴィレッジ開村式と国家試験受験生の歓送会】

　看護学科教員が今年度もイグルー作製を進め、試験２日前にイグルービレッジ開村式と３年生の国家試験壮行会として豚汁パーティー（＋焼きマシュマロ）を皆で楽しみました。

　実は、今年度のイグルー作製は難航を極めました。降雪量がやや少なめであることに加え、気温が高めの日が２月中旬ごろまでは多かったからです。年末からとりかかったイグルー１号は、新年早々完成と思いきや、早々と崩れてしまいました。それにも関わらず、雪焼けの真っ黒な顔になりながら週末や早朝に２号や３号の作製を目指し、重機を使わない手作業で試みている看護教員の姿には、全く、頭が下がる思いでした。

　イグルービレッジ開村式に至るまでの経緯を振り返ると、そこには国家試験受験生のみならず学生全員へのメッセージが強く感じられます。これからの人生に最も大切なこと、すなわち「困難があってもやり抜く力(ｇｒｉｔ)が大切」という考えを、身を以て示そうとする姿勢があったからです。　

　開村式が終わり無事国家試験も終了した途端、気温が上がり続け、強固な作りとして完成したイグルー２号や３号もあっけなく崩壊してしまったのは仕方がなかったことでしょう。今後の楽しみとしては、暖かくなった季節には、ピザ窯作製とピサパーティーの計画もあり、完成すれば様々な親睦会などに活用されることでしょう。皆様からの支援をお願い致します。

【令和６年度の年間行事予定】

　在校生および新入生・新入生保護者に配布いたします学生便覧の準備が、現在、進みつつあります。その中でも、保護者の皆さんからご要望の高い「令和６年度年間行事予定」を一足早く公開いたしましたので、ご活用下さい。

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【保護者アンケートのまとめ結果】

　皆様のご協力で、保護者アンケートの結果がまとまりました。皆様のご協力に心から感謝申し上げます。今回のアンケート回答率が５９％となりました。先ずは保護者の皆様にご報告致します。アンケートの回答には保護者の皆様からのご意見・ご要望もたくさんありました。同じように思っておられる保護者の方々も少なからずおられると感じております。これら一つ一つのご意見やコメントに対して真摯に改善策を考え行動にうつしてまいりたいと存じます。

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【教育・課外活動・地域貢献】

カリキュラム確認の電子システム化

　この４月から開始予定のシステムとして、「授業の時間割をスマホ等で確認できる」システム導入の準備を進めております。これまで登校後、掲示板で今後１ヶ月の時間割を確認する対応でしたので、今後は利便性が格段に向上すると期待されます。学生だけでなく保護者も自宅にいながら時間割をチェックすることができますし、教員側も自宅から時間割の作成や変更などの管理業務を進める利便性が生まれます。

理学療法学科　令和６年４月時間割

作業療法学科　令和６年４月時間割

看護学科　　　令和６年４月時間割

学会開催

　１月２８日に北海道理学療法士会が本校で開催されました。参加者は道内各地から１００名ほどが集まり、熱心に議論がなされました。自然災害が全国で発生するような状況や高齢化が加速する状況に置いて、「理学療法士が地域における問題解決に向けてジェネラリストとしての役割」について基調講演がなされました。その他、一般講演も含め、終日熱心な討論がなされました。

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わくわくサイエンス（in サイパルおよびinゆっくらす）

　わくわくサイエンス（サイエンスフェステイバル）が２月４日（日）に科学館サイパルで開催されました。高校、専門学校、大学等から合計１９のブースが出展されました。
　理学療法学科および作業療法学科から「人体骨格模型を使った学び」および「遊び感覚でできる簡単なリハビリゲーム」をご紹介いたしました。次回は、令和６年６月３０日（日）に予定されています（入場無料）。

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【おもしろ生命科学】第２回：「学校の成績は遺伝か？それとも環境か？」

　第２回目は「遺伝と環境」という講義内容と関連した話題です。よく「学校の成績は遺伝か？それとも環境か？」ということが話題になることがあるかと思います。最近では、「学校の成績はその９０％以上が環境による」という考え方が次第に受け入れられつつあります。
　本校の教職員は「入学したどの学生も大きく羽ばたくポテンシャルを持っている」という信念を持って、教育に関わっております。そして、「学生さんの才能（ご本人も気がついていない隠れた才能）を引き出し、開花させてあげたい」という思いで、教員は様々な教育的対応を熱心に進めております。

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【オープンキャンパス開催のご案内】

　新年度にむけて３月にオープンキャンパスが予定されています。本校の３学科（看護学科・理学療法学科・作業療法学科）の体験学習ができます。高校生を対象とした企画として準備しておりますが、小中学生のお子さんも保護者様とご一緒にご参加されることを歓迎いたします。

　もし、お近くにお住いの方でご興味のある方がおられましたら、是非、オープンキャンパスについてお誘い頂ければ、幸いです。

　開催日：３月２３日（土）１３:３０～１５:３０

　オープンキャンパスの参加お申し込みはこちらから

【３月の入試日程のお知らせ】

　理学療法学科、作業療法学科、および看護学科の入学試験（一般入試及び社会人入試）が３月１４日（木）にそれぞれ予定されています。また、理学療法学科、作業療法学科の特待生入試も同時に実施されます。
　もし、皆様のお知り合いなどで医療系職種の分野に進学したいとお考えの方がおられましたら、是非、ご紹介いただければ幸いです。欠員が生じた場合、臨時に入学試験を実施する場合があります。（詳細は本校へお問い合わせください。）

【編集後記】

　２月の国家試験受験や卒業式が終わったこの時期は、次のステップに向けて卒業生は休む暇なく、いよいよ自らの方向に向かって歩み出す行動をしなければなりません。国家試験合格発表（理学・作業療法学科３月２1日１４時、看護学科３月２2日１４時）までは落ち着かない日々が続くかもしれません。
　しかし、今後は「少し先を考えながら、今を過ごす習慣」や「日々の時間管理を意識した社会人としての生活」などを心がけて頂けたらと願っております。
　３月末には令和５年度の総まとめとして１３号を発刊いたしますが、「国家試験の結果」や「学生によるアンケートのまとめ」などを手短にご報告いたします。