2023.06.13

第8号メルマガ「リハナースほくと」

第8号メルマガ「リハナースほくと」令和5年6月13日発刊

保護者の皆様へ

 風薫る良い季節になりました。新入生も次第に学校生活に慣れて来た頃であり、また、新入生の保護者の皆様にとっては初めてメルマガ「リハナースほくと」をご覧いただける機会になるかと存じます。これから卒業まで年6回の発刊を目指して(たまには5回になるかも知れませんが)本校の様子をお届け致します。在校生の保護者の皆様にも、今後「リハナースほくと」をご覧いただき、ご感想やご意見などをお寄せいただければ幸いです。本校における授業、実習、さらには、様々な活動について順次ご紹介して参りたいと存じます。

 資料はPDFデータとなっております。開けない方はAdobe Acrobat Readerをダウンロードしてください。

 

新任ご挨拶

本部長:開田 仁司

 この度、今年度4月より北都保健福祉専門学校にお世話になることになりました、「開田仁司」と申します。前職では教育職をしておりましたが、本校の教育課程とは大分違う分野でしたので、まずは学校の教育内容などを早く把握し、学生の皆様や保護者の皆様と関わり合いを持てるように努力して参ります。どうか、よろしくお願いいたします。

 

 

 

理学療法学科専任教員:手代木 みなみ(理学療法学科14回生)

 4月より理学療法学科の教員として入職しました「手代木みなみ」と申します。苗字が珍しく、読み方が一回で分かった方は過去に数人です。「てしろぎ」と読みますので、よろしくお願いしたします。私は本校を11年前に卒業したOGですが、この度、素敵なご縁により母校勤務ができることになりました。今、とても幸せを感じています。これまでは、旭川市にある病院で約11年間勤務していました。整形外科領域の理学療法を専門とし、教員としても専門としていた分野を担当することになりました。授業では臨床の生の声も伝え、学生の皆さんには、在学中から理学療法のイメージを持ってもらえるようにと考えています。勤務して2か月が経ちますが、学生さんたちの新鮮な声が聞けて日々私自身も学びが多く、充実しています。今後は、自分の強みを生かしつつ、学校のチーム力を生かして取り組んでいきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 

 

令和4年度国家試験の結果まとめ

 令和5年3月に発表された本校卒業生の国家試験の結果をグラフにまとめました。資料の左図は卒業生の合格実数であり、破線の丸印が記されているところは全員合格となった年でした。右図は国試合格率の経年変化のグラフです。卒業生の頑張りもあって、今年度はほぼ全国平均並みの合格率を達成できました。これは、一重に国家試験に向けて頑張ってきた卒業生(理学25回生、作業24回生、看護13回生)一人一人の頑張りと、それを支えてきた3学科教員・職員のおかげと考えられます。本校はさらなる高みを目指しておりますので、この一年の頑張りを大いに期待いたしております。

 資料1(PDFデータ)

 

全道一を誇る本校看護学科の実力

 道内の国公私大学、短期大学、専門学校など21看護系学校では、最終学年に国家試験対策の共通模擬試験を受験し、学習の準備状況を各学校で確認しています。各年度における平均偏差値の推移では、本校3年生の4月時点の成績は21校中最低であり、まさに底辺校と揶揄される最下位に甘んじてきました。しかし、受験直前の1月では、全道10位ほどまでに伸びてきます。この数字が意味することは、本校が学生の実力を伸ばすための「最良の教育」を提供しおり、その結果として「本校学生の成績の伸び率」は全道でダントツのトップをこの3年間走り続けていることです。

 資料2(PDFデータ)

 

新入生からのメッセージ

理学療法学科1年 坂本 瑠南さん

 私は、東神楽町の「未来ポストプロジェクト」という取り組みをテレビ番組で紹介された理学1年の坂本瑠南です。10年前に書いた手紙が私の憧れであり大好きであった担任の先生に届き、お話しできる機会を作ってくれた「未来ポスト」にとても感謝しています。10年後は、この学校を卒業した理学療法士として、素敵な人生を送れていると嬉しいです。そして、「これからの10年後も大切な人に手紙が届いて良い思い出が増えたらいいな」と思っています。

 届け!10年後のあの人へ“未来ポストプロジェクト”(外部リンク:HTB北海道ニュース)

作業療法学科1年 佐々木 ゆいさん

 私達が本校に入学してから約2か月が経ちました。今では本格的に90分の授業が始まっています。最初は椅子に座っている事だけでも必死でしたが、少しずつ慣れてきました。また、先輩との距離が近いので分からないことがあっても聞きやすいです。今は毎週あるレポートの提出や講義内容を理解することに一生懸命取り組んでいます。これからは、勉強を頑張ることはもちろん、人間として大きく成長していきたいです。

看護学科1年 中川 斗紀生さん

 私は自動ドアの施工販売会社に約8年間勤務しておりました。巨大プロジェクトも手掛け、仕事にやりがいはありました。しかし、そんな私が看護師を志望したのは「もっと直接人に関わり、支えたい」という思いが強くなったからです。そこで、看護師に話を聴き、調べ、重い責任や過酷さを認識しつつも、やりがい、生きがいを感じて看護師志望を決意しました。本校に入学させて頂き、日々勉学に励んでおります。「本校では看護師の国家試験を合格するためだけでなく、看護の現場に出てから通用するような教育をして頂いている」と感じます。16回生全員で看護師となれるように尽力していきます。

 

5類移行後の本校のコロナ対応

 5月8日に新型コロナウイルスが2類から5類に変更になり、人々の動きが活発になって参りました。ただ、本校では医療施設での臨床実習を行う日程がほぼ年間を通じて予定されておりますので、分野のことなる他校とは全く異なるコロナ対応について皆様にご説明致したく存じます。どうか、ご理解とご協力を賜りたくお願い申し上げます。

 資料3(PDFデータ)

 

命を守る特別講義(セミナー)と学校行事

 次世代を担う若い方々が、何らかの事故巻き込まれ不幸な事態になったというニュースに接すると、とても心が痛みます。本校では、自殺予防の啓発セミナー、防災のための避難訓練、あるいは、子宮頸がん予防のための健康セミナー等を、今年度前期に実施あるいは計画しております。

1)自殺予防の啓発セミナー

 6月2日に、旭川市保健所の出前講座として実施いたしました。今回、看護学科1~2年生、理学療法学科1~3年生を対象としたワークショップ形式の授業となりました。必要に応じて他学科でも実施していきたいと考えております。

 連絡先:旭川市保健所健康推進課こころの健康係(TEL:0166-25-6364)


2)防災のための避難訓練

 6月8日旭川市南消防署緑が丘出張所のご協力の元、防災のための避難訓練を実施いたしました。本校学生は医療職者として将来患者さんを守る責務も果たす必要があり、防災意識を高めるために実施しています。本校の防災計画書は以下から、消火訓練の様子は資料4からご覧いただけます。

 北都保健福祉専門学校 防災計画書

 資料4(PDFデータ)


3)子宮頸がん予防対策セミナー

 子宮頸がんの大部分がヒトパピローマウイルス(HPV)によるものであり、毎年、日本では3,000人ほどの若い女性が亡くなっています。旭川市保健所の出前講座として、現状と対策、さらには、より進んだ医療についての講義を、6月22日に(本校第1回目のセミナーとして)開催予定です。HPVによる子宮頸がんは「唯一医療で克服できるがん」といわれています。内容に関するパンフレットは以下の資料5をご覧下さい。

 連絡先:旭川市保健所健康推進課健康推進係(TEL:0166-25-6315)

 資料5(PDFデータ)

 

新入生歓迎イベント

 今年度は全学的な交流会は実施しませんが、各学科の新入生歓迎会や交流会は以下のように行われました。

理学療法学科

 5月19日の午後、5年ぶりに焼き鳥を中心とした焼肉パーティーとその後のドッジボール大会が開催されました。この交流会はこれまでコロナ禍の影響で自粛しておりましたが、久々の開催であったため、教員だけでなくどの学生も笑顔満開のリラックスした一時となりました。

 

作業療法学科

 4月14日の午後、体育館でゲームを中心とした交流会が開催されました。各学年が4グループに別れ、対抗戦のような形で競い合いました。川上学科長のイメージを尋ねるようなクイズもあり、終始、和気藹々とした雰囲気を楽しむことができたようです。

 資料6(PDFデータ)

 

看護学科

 新学期が始まった早々のタイミング(4月13日)で、看護学科内での対面式を行いました。新入生は始め若干緊張気味でしたが、在校生とのゲームを通じてすぐに打ち解け、久しぶりに全学年が揃った良い交流会となりました。その様子は以下の動画からどうぞ。

 

自己点検・自己評価報告書

 毎年この時期に、前年度(令和4年度)の学校教育および学校事業活動に関して、52項目からなる自己点検・自己評価をおこない、報告書としてまとめております。この度令和4年度分が完成しました。内容は60頁ほどにわたりますが、お時間のある時にご覧頂ければ、幸甚に存じます。

 令和4年度 自己点検・自己評価報告書(PDFデータ)

編集後記

 4月~5月は落ち着いた新年度の始まりを感じていましたが、定点観測によるコロナ感染者数はやはり増加傾向が認められる今日この頃の旭川です。札幌では、4段階の中で最悪の第4ステージを超えてしまっていますが、5類格下げによる影響としてはある程度予測されたことであります。

 社会が活動的になることは望ましことですが、高齢者や入院患者さんへの影響が出ないように対応することは、私達にも医療職に関わる者としての責務と感じております。本校では、病院実習という大切な実習がありますので、出来るだけ教育の場を確保するための対策を考えております。

 ただし、一方では、今年度は近隣の大学・専門学校とも各種のイベントを実施しており、本校でも9月の学校祭開催に向けた準備を始めております。様々なことにバランスを取りながら、3学科の交流イベントを進めて参りたいと考えております。

 

【既刊メルマガのバックナンバー】

 既刊号の閲覧が可能です。一部の映像などご視聴できないものがありますので、予めご了承下さい。

 リハナースほくと第7号

 (令和5年3月22日:理事長祝辞、教職員からのメッセージ、在校生からのメッセージ、学生アンケートのまとめなど)

 リハナースほくと第6号

 (令和5年2月10日:国試受験者への激励、国試関連の日程、卒業式のご案内、この1年間の思い出、保護者アンケートのまとめなど)

 リハナースほくと第5号

 (令和4年12月19日:本部長挨拶、担任報告、理学療法学科の学科紹介、誓いの式、1年生へのインタビュー、その他後期の各種イベントなど)

 リハナースほくと第4号 

 (令和4年8月16日:教職員紹介、学生アンケートのまとめ、令和3年度事業報告など)

 リハナースほくと第3号 

 (令和4年4月19日:国試合格率、保護者アンケートのまとめ、卒業生からのメッセージなど)

 リハナースほくと第2号 

 (令和4年2月7日:卒業式のご案内、春季休業の予定、成績通知など)

 リハナースほくと第1号 

 (令和3年12月7日:除雪体操、前年度の保護者・学生アンケートのまとめ、本校SNSへの誘いなど)

【発刊元およびご意見送付先】

 本校に対するご意見やご要望等がございましたら、いつでも下記にご連絡いただければ幸いです。

 また、12月前後は保護者の皆様にアンケートをお願い致したいと存じますので、その折にでも奇譚のないご意見をいただければ幸いです。

 

学校法人稲積学園 北都保健福祉専門学校メルマガ「リハナースほくと」

〒078-8801 北海道旭川市緑が丘東1条2丁目1番28号

電話:0166-66-2500

Email:jimukyoku@hokuho-acjp.check-xbiz.jp